251016㈭_高知県から新県民体育館整備に関する高知市議会への説明会に参加

各議員からも様々な意見・質問が出されました。

県からの説明資料については別添写真をご参照下さい。

私は、この施設が市民県民の財産として、これから50年、100年と使われていくものだと信じています。だからこそ、スケジュールありきではなく、この施設がここに必要とされる目的を最重要視して、後悔のないようしっかり検討を重ねることが重要であると考えています。

R7.12月議会において市長に市の最終的な判断について問いたいと思います。

<参考:高知県HP高知県立県民体育館の再整備>

https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/2024090500040/

【藤川発言要旨】

〇周辺の教育施設(不登校の児童生徒)や既存のグラウンド利用者(青少年、学生、社会人、関連団体など)に対する配慮は当然重要であり、最後までしっかりと検討していただきたい。

〇加えて、この新県民体育館は、高知にとって「シンボリックな施設」であり、「街づくりの拠点」となるべきものです。だからこそ、数年先、10年先を振り返った時に「ああしておけばよかった」と後悔するような、中途半端な施設には絶対にしてはいけない。

〇利用者が使い勝手が悪いと感じたり、複数の大会やイベントが重なった際に不満の声が出たりする施設となることは県と市の関係に禍根を残すことになりかねない。

〇私は、現位置での再建が決まった時から、敷地の全面利用には賛成の立場である。

〇しかし、今回県から提示された4つの配置案は、残念ながら、各方面からの意見を取り入れるあまり、どの立場の人が見ても「中途半端になっている」というのが正直な感想。特に、アスパル高知の土のグラウンドの残り方や、施設利用時の動線計画についても大きな不安が残る。

【質問1:市教育委員会との調整状況】

〇 今回示した4つの配置案は、高知市の教育委員会とすでに事前に調整(了承)をされたものなのか。すでに市と調整した配置案ということであれば、10/22に第3回検討会も予定されているが、先ほど述べた懸念点があるため、改めて例えば、プールや駐車場そのものを近隣で別に準備することも含めて配置案を再検討すべきではないか。

【県回答1】

〇市教育委員会とは令和6年度から継続して協議をしてきたものの、これまでの協議ではグラウンドの半分使用について「一定の了承」を得ていた段階であり、具体的な4つの配置案を教育委員会に初めて示したのは9月3日である。 

〇また、現在平面図しかないので、今後は立体的な図面を示し、限られた用地の中で良いものを作れるよう、委員の意見を設計に生かしていきたい

【質問2:今後のスケジュールについて】

〇 10月22日に予定されている第3回検討会での施設配置案の決定がずれ込ん

だ場合、スケジュールありきで進めるのではなく、見直しを行い、今年度に限定せず、来年度以降に最終決定する考えはあるか。

【県回答2】

〇10月22日の第3回検討会では結論は出ないと考えており、高知市や市教育委員会との議論を深めた上で、12月下旬の第4回検討会を一つの目途として、最終的な配置案のようなものを絞り込んでいきたい。その上で、来年度以降も当初の計画通り進めていきたい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次