所属委員として、来たる南海トラフ地震に備えた「復興・防災まちづくり」、特に今年度から本格化する『事前復興まちづくり計画』の参考とすべく、宮城県名取市・仙台市へ行政視察に行ってまいりました
14年前の東日本大震災から復興に取り組んできた現地職員の皆さまから、現場の知見と経験を直接伺うことができました!
テーマ:復興計画・防災まちづくりの現場から学ぶ
事前に以下4点をお伝えし、それぞれについて丁寧なご説明をいただきました。
生活再建・移転支援について
防災・減災まちづくりについて
地域経済・産業再生について
心のケア・記憶の継承について
加えて、
・かわまちづくり事業
・要配慮者の個別避難計画
・“ガッツ”のある職員育成の仕組み
についても、じっくりヒアリング。私自身H26〜27の2年間、宮城県での復旧・復興事業に従事したご縁もあり、つい熱く語ってしまいました。現場を支え続ける皆さまへ、改めて感謝と敬意を表します
【2日目:仙台市】
テーマ:都市型の復興まちづくりと防災戦略
仙台市が策定した「津波防災・住まい再建プロジェクト」、「震災復興計画」を中心に、以下の課題に関する取組について伺いました。
津波避難施設の整備と運用について
防災教育・市民意識の向上について
生活再建支援の仕組みについて
地域経済・雇用の再生について
印象的だったのが住宅耐震化率 98%。命を守るためにまず重要な住宅耐震化は本市でもさらに加速化させるべき取組みです。そして、災害対応経験の「職員間伝承制度」にも注目。市役所の記憶。経験を次世代につなぐ仕組みは非常に重要であると感じました。
視察を終えて
やはり、防災も復興も「ハードの整備」+「人と人・地域のつながり」が大切。現場に学び、現場に返す。引き続き、全力で取り組んでまいります!
なお、R7年6月定例会では、今回の視察の学びをもとに防災分野の質問において、以下の内容を問う予定です
復興財源の担保はどう確保するのか?
災害廃棄物処理の体制整備は?
仮設住宅用地をどう確保するか?
防災教育と防災学習の充実に向けて










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