自民党高知県連第2回議員研修会にて、県連副会長であり前防衛大臣の中谷元代議士より「中東情勢と日本の安全保障」についてご講話をいただきました。
現在の中東は、イラン情勢の不安定化により極めて緊迫しています。米国は核開発を巡る対立の中で抑止力を強化し、空母打撃群を展開するなど緊張は続いています。遠い地域の出来事のように見えても、エネルギー安全保障や国際秩序の安定という観点から、日本にとって決して無関係ではありません。
また講話では、土佐の先人たちの歩みにも触れられました。坂本龍馬の「船中八策」、板垣退助らによる自由民権運動など、時代の転換点で国家のかたちを真剣に模索してきた歴史があります。平和と立憲主義は、議論と責任ある決断の積み重ねの上に築かれてきました。
戦後は憲法第9条のもとで歩んできましたが、北朝鮮の核・ミサイル開発、中国の軍拡、ロシアによるウクライナ侵攻など、安全保障環境は大きく変化しています。平和安全法制の整備を含め、切れ目のない対応体制を構築してきた経緯も改めて確認することができました。
「抑止力を持つことは戦うためではなく、戦わせないためである」。この言葉が強く印象に残りました。地方議員であっても、国の進路や憲法のあり方に無関心ではいられません。歴史に学び、現実を直視しながら、日本の平和と国民の命をどう守るのか。引き続き真剣に議論してまいります。








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