昨日「第1回 高知県消防広域化基本計画あり方検討会」が開催され、高知県消防広域化の議論が本格的にスタートしました!私も昨年度から、本市消防局長とも意見交換を重ねてきたテーマであり、本市にとっても最も重要な政策の一つであると考えています。
【なぜ今、消防広域化の議論が必要なのか】
一方で、救急出動は高齢化で増加傾向…
さらに南海トラフ地震などへの備えも急務
しかし、県内15消防本部のうち多くは100人未満の小規模体制。であり、事務や
通信指令など間接業務に人手を取られ、現場に人を割けないという課題が…。
だからこそ、消防力を将来にわたって確保するために「広域化」についての議論が必要
消防本部を統合すれば
事務や指令など間接部門を効率化
その分、救急・火災対応などの「現場」に人を回せる
人材不足の解消にもつながる可能性
本取組みについては、全国的な広がりを見せているものの、全ての市町村を含む広域化に至らないケースもあり、特に県都である本市の動き・スタンスが重要であると考えています。
【検討会の構成メンバー(高知県が事務局を担当)】
大学教授・技術顧問など学識経験者
市町村長
各消防本部長
という、学術・自治体行政・現場消防の三者連携の委員構成でスタートし、本市からは、桑名高知市長、中城消防局長が委員として参加しています。
【本日の議論ポイント(意見交換での意見)】
各首長からは、特に①給与面、②人事異動、③消防団との連携について厳しい意見が出されました。国からの財源確保も含め、高知県にはしっかりとリーダーシップを取っていただきたいと思います。
桑名市長からは、①事前に様々なケースをシミュレーションして早期に対策検討を行うべきであること、②広域化による市民・県民へのプラス効果を丁寧に議論し、伝えることが不可欠との発言があり、私も賛同するところです!
【これから】
本日傍聴した内容を踏まえ、高知市消防局とも連携し、現場の意見を尊重しながら、何より「高知市の消防・救急体制の維持=市民の安全・安心の確保」が図られることを最優先に広域化の取組みを注視するとともに、議会としても判断していきたいと思います!次回R7.6月議会の個人質問でも取り上げる予定です
<高知県消防広域化基本構想の策定について(高知県HP)>
https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/shobokoikikakousou










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