本日、高知市議会観光振興議員連盟(全議員が所属)に対し、高知市から長年にわたって補助金が交付され、懇親会やパーティー、旅費(高知市の観光振興に寄与する目的)などに使われてきたことが、新聞・テレビで報道されました。
以下、当件に関する私個人(一議員)の考え方についてお伝えさせていただきます。
私が市議会議員に初当選した際、県庁職員や秘書の経験を踏まえ、「なぜ観光振興議員連盟には、公金である高知市の補助金が投入されているのか(これまで議員の会費で負担する運用を見てきた)」という違和感は正直ありました。
一方で、観光振興議員連盟には全議員が加入する運用となっており、私自身も、その仕組みや支出内容について十分な確認をしないまま、従来の慣例を受け入れ、決議してきました。
法的な違法性があるものでありませんが、しかし、「違法ではない」、「従来から続いてきた」という理由だけで、そのまま進めてよいものではありません。
当時感じた違和感をそのままにせず、より深く確認し、必要な問題提起を行うべきでした。振り返れば、私自身にも反省すべき点があったと考えています。
本日開催された臨時役員会において、冒頭で私は自らの考えを明確に申し上げました。発言内容を市民の皆さまに正確にお伝えするため、以下に全文を掲載します。
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■9/8臨時役員会での発言全文
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〇市議会議員、そして当議連監事の立場から、私の考えを申し上げます。
〇結論から申し上げれば、私は、高知市から観光振興議員連盟に交付されている補助金については、今後の支出を直ちに中止すべきであると考えています。
〇まず申し上げておきたいのは、これまでの観光議連の活動そのものを否定するものではありません。プロスポーツキャンプの誘致や観光関係団体との意見交換、県外での観光PRなど、高知市の観光振興に一定の役割を果たしてきたことは理解しています。
〇また、この補助金そのものに法的な違法性があると断定するものでもありません。
〇しかし、「違法でなければ公費を使ってよい」ということではありません。
〇現在、本市は非常に厳しい財政状況にあり、事務事業の見直しや公共施設の再編、各種補助金の見直しなど、市民の皆様にもさまざまな形で理解や負担をお願いしています。
〇そのような中で、議員で構成する団体が、従来の慣例を理由として公費による補助を受け続けることについて、市民の理解が得られるのか。私は極めて難しいと考えています。
〇令和8年度予算を見ると、議連予算89万2,500円のうち70万円、約8割が市の補助金です。その支出には、各種団体の懇親会、パーティー、忘年会などへの参加費が相当程度含まれています。
〇私は、こうした活動への参加そのものを否定しているわけではありません。しかし、議員が観光関係者との懇親や交流のために参加する経費についてまで、市民の税金で負担する必要があるのかという点は、全く別の問題です。
〇さらに、高知市自身が定める「高知市補助金等交付基準」では、交際費、慶弔費、飲食費等を補助対象外経費として整理しています。※これまでは但し書きで運用という理解
〇そうであるならば、我々議員自身が関係する補助金についてだけ、一般の市民団体等とは異なる考え方を取り続けることが適切なのか。私は、ここを最も厳しく自問しなければならないと思っています。
〇市民に補助金や事務事業の見直しをお願いする議会だからこそ、まず我々自身が身を律する必要があります。
〇観光議連の活動が必要なのであれば、議員自身の会費を増額するなどして活動を続ければよいと考えます。
〇したがって私は、市補助金については今後の執行を中止し、既に交付を受けている金額、そして、今後の未執行分の取扱い等についてで速やかに整理することを求めます。
〇あわせて、今回の件について、市民の皆さまが知る手段は、実質的には新聞やテレビなどの報道が中心になると思います。どのように報道されるかは分かりませんが、結果として、報道された内容がそのまま市民の受け止めの全てになる可能性が高いと考えています。
〇本来であれば、議連としてのこれまでの活動や、補助金を受けてきた理由、今回どのような議論をしたのかについて、議連自身が説明できる場があればよいと思います。
〇一方で、仮に今回の結論が、例えば「今年度中は従来どおりとする」となり、そのように報道された場合、私は来春の一立候補予定者として、市民の皆さまに対して、その判断を自分の言葉で説明することが非常に難しいと感じています。
〇これは選挙対策という意味ではなく、議員として、市民に対して自らの判断を説明できるかどうかという問題です。
〇そうした意味でも、今回の件については、従来の慣例にとらわれず、今の市民感覚と公費のあり方に照らして、明確に支出を直ちにやめるべきであると考えます。
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■今後の対応について
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本日の役員会では、今後、高知市からの補助金を使用しない方向で意見が一致しました。
一方で、令和8年度に既に交付されている補助金の取扱い、未執行分の返還、今後の議連活動のあり方など、具体的な対応方針については、9月11日(金)に予定されている臨時総会において全議員で協議し、正式に決定していくことになります。
私自身も、議連の一員、監事として十分に確認・検証できていなかったことを真摯に反省するとともに、市民の皆さまに明確に説明できる結論となるよう、責任を持って臨時総会に臨みます。
臨時総会で決定した内容や今後の対応については、随時、市民の皆さまにご報告させていただきます。
高知市議会議員 藤川ゆうすけ


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