本日は1日視察へ!本市では珍しく大幅な黒字決算となっている上下水道施設を1日かけてご案内・ご説明いただきました!ご対応いただいた職員の皆さまありがとうございました
各参加者から積極的な質疑があり、一部現地視察を省くほど、熱心に勉強させていただきました百聞は一見に如かず。現場の重要性を再認識しました。
針木浄水場⇒座学・施設見学
仁淀川取水(いの町)⇒施設見学
<学び・気付き>
・水道施設の老朽化状況(管路延長約1,630km、法定耐用年数超約34%)
・水道GLP運用による直営(化学職員9名)での充実した検査体制の確立
・水需要の減少動向を踏まえた、計画的な施設のダウンサイジングの取組み
・南海トラフ地震対策の推進状況(浄水場・基幹配水池・基幹管路の耐震等)
・各施設の機能や配置計画、給水区域、取水に関する歴史的な経緯・実情
【PM:下水道施設>※下水道整備課、下水道施設管理課】
下知水再生センター⇒座学・施設見学
海老ノ丸ポンプ場⇒施設見学
<学び・気付き>
・高知市生活排水処理構想に基づく計画区域の考え方(汚水処理人口普及率を令和8年度に87.2%とする目標)
・内水対策の所管内訳(市街化区域:上下水道局、都市建設部、市街化調整区域:農林水産部)
・昭和54年度から1時間当たり77㎜の水準で施設を整備
・下水道事業の雨水ポンプはあわせて、31機場、ポンプ台数115台を管理(高知市としては103機場、ポンプ台数274台を管理)
・ストックマネジメント計画の長期シナリオに基づき施設の改築もしくは長寿命化を進めていくが、事業費の大幅な増大と事業者体力が課題となっている
・南海トラフ地震対策(長期浸水対策)は着実に進んでおり、被災想定の見直し時にもハード対策状況がしっかりと反映されている
・ポンプメーカーの仕様に基づきエンジンと減速機が決定するため、基本的に修繕工事はポンプメーカーとの随意契約となる
・ポンプの運転管理は地元企業へ委託しており3年毎に更新している
今回の上下水道施設のように、本市においてもまだまだ訪れたことがない施設が多くあるため、時間を見つけて現場を確認しつつ職員と対話することで建設的かつ前向きな対応ができるよう努力してまいります!
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