本日は同会派の横山議員にお誘いいただき、空き家勉強会に参加してまいりました県内の県市町村議会議員、行政関係者あわせて約30名が参加されておりました。
講師は、空き家対策について全国の自治体をサポートしており、ガイアの夜明けやNHKスペシャル等の有名メディアにも多く出演されている、空き家活用(株)の和田貴充代表取締役CEO!
和田様からは、これまでの日本全国での取り組みをはじめ、空き家の現状や国の最新の動向、具体的な空き家活用策についてご説明をいただきました質疑応答も含めてあっという間の2時間でした。話の中では印象に残る言葉がたくさん。
「空き家は家族の問題だけではなく地域の問題」
「空き家問題の本質は人の意思決定」
「高知の物件は売れる」
「外国人からはAKIYAとして認知され、需要が高まりつつある」
「空き家を箱として捉えて、様々な事業者と連携し住宅以外の用途への活用を」
「すぐ使ってもらえるような環境を作っておく必要がある、水回り対策は必須」
本市における空き家実態調査(R2年度)では、建築物総数116,131件のうち空き家数は6,680件で空き家率は5.8%という状況です。20~30%となると危険水域と言われるようですが、沿岸部の御畳瀬地区、浦戸地区では空き家率が20%を超えており、次いで中山間地域の鏡地区、土佐山地区も約15%という状況です。どの地区も高齢化率が40%を超える地域であり、空き家の80%以上がS56年以前の旧耐震基準で建築された建物です
和田さんもおっしゃっていましたが、問題を先送りにせずに、管理不全空き家や特定空き家になる前の利活用が可能な状態のうちに対策を講じていく必要があります!
本市としても、空き家の掘り起こしを行いながら、対策についても現状の取組み(第二期空家等対策計画(R4~R13))+民間活力を利用して、空き家という箱を地方創生にどう生かしていくのかを真剣に考えていかなければなりません。
空き家対策については公約に掲げており、今後の個人質問においてもしっかり取り上げてまいります!!
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