高知市におけるふるさと納税の取組みについて

2024 4/25

2024年4月25日

　R6.3月議会でも多くの議員が質問に取り上げた「ふるさと納税」の本市の取組みについて担当課長と協議を行ってきました！
　桑名市長が公約に掲げたとおり、今年度はまず寄付額10億円を達成するために、財産政策課内に新たに「ふるさと納税推進室」が設置されました！
　本市ではH25年度からふるさと納税の取組みをはじめており、昨年度は速報値で寄付額約8.5億円、寄付件数約３万７千件と過去最高を記録しましたが、県内では須崎市、芸西村、室戸市に次ぐ４番目、また四国他県の中核市に比べると依然として劣っている状況に変わりはありません

　今後は①マーケティングの強化、②事業者対応の強化、③プロモーションの強化により力を入れていくとの説明を受けました！具体的には、商品数（全国トップクラスの約1,800点（174事業者）の販売実績等を踏まえた詳細な分析や新たな返礼品開発、プロポによる中間委託業者の決定、専用HPの大幅な改修、SNSでの情報発信など、様々な取組みを展開していく予定です！

　ふるさと納税市場の頭打ち感や国の法改正による返礼品率の縮小（本市は25％）等の全国的な課題はありますが、本市の伸びしろを信じて、具体的な計画に基づき本市を選んでいただけるよう努力をしていかなければなりません

　他にも、ふるさと納税には「企業版ふるさと納税(本市が国から認定を受けた地方創生事業に対する企業の皆さまからの寄付)」や「ガバメントクラウドファンディング(自治体が抱える問題解決のため、使い道をより具体的にプロジェクト化したうえで寄付を受ける形：本市R6年度は①猫の不妊手術、②民権150周年)」といった制度もあり、本市も両制度を活用して、該当事業に充当させていただいております