先週6/7㈮に開催されました「令和6年度第1回高知市財政問題懇話会」を傍聴してきました!桑名市長肝入りの取組みであり、本市の財政構造の在り方を刷新するための、専門家や学識経験者を交えた第三者機関として設置し、作業過程の透明化を図りながら、行財政の課題点の洗い出しを行うとするものです。
このことにより、行財政構造を改革し、「時代にあった新規施策の展開」、「未来(子どもたち)への投資」、「大規模災害時の対応」等、柔軟な予算編成を可能とすることを目的としています。
本会は、まずはじめに事務局である執行部からは本市の概要及び財政状況について説明があった後に、各委員からの意見を聞き、その後、質疑・意見交換という形で進められました。個人的には、改めて本市の財政状況に加えて、ここに至るまでの経緯やどのような事業を進めてきたのかを理解することができ、大変勉強になりました。
以下、私が気になった各委員からのコメントです。
「財政改革に特効薬はないため、地道な取組みが必要となる」
「本市が財政的厳しいという弱みを見せたうえで、必要な負担を求めていくべき」
「短期(3年間)の一般財源の見通しだけではなく、長期(10年間)の見通しが必要」
「これまでの高知市における各種計画の整理も財政状況との関連があるため重要」
「政策提言といった国への働きかけが必要ではないか」
「これまでの投資的経費が本当の身の丈にあった投資であったか検証が必要」
「現実路線だけではなく、ワクワクするような未来を見せていくことも大切である」
「市民全員が高知市と一緒に‘やっている,と一体感をもてる政策が必要ではないか」
様々な視点から意見が出され、意味のある会であったと感じています。この取組みを注視しながら、今後の議会質問等においても取り上げていきたいと思います。
次回は8/6㈫を予定しているようですので、興味のある方はぜひ傍聴にお越し下さい!
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